将棋知識クイズ(マニアック)その1解答と解説です

2020年04月22日

将棋知識クイズ(マニアック)その1、いかがでしたか?解答と解説です

問題1 現在「名誉九段」を与えられた棋士をすべてフルネームでお答えください

解答と解説 金易二郎、渡辺東一、高柳敏夫、佐瀬勇次、広津久雄の五名が正解です

問題2 昭和31年11月に京都二条城で行われた「お城将棋」公開対局で大山康晴名人(当時)と対戦した棋士は誰でしょうか

解答と解説 南口繁一八段(当時)が正解です。記録係は当時16歳であった加藤一二三六段が務めました

問題3 佐藤康光会長が筆をとって書いた「康光書」の盛り上げ駒が限定三十組作成されました。作成した駒師はだれだったでしょうか

解答と解説 (吉岡)出石作が正解になります。女流タイトル戦でも使用されたことがあります

問題4 現在の三段リーグで次点を2回獲得するとフリークラス四段に昇段する権利が与えられますが制度適用以前の次点2回獲得だったため四段昇段を逃したケースが2例あります。1人は今泉健司現四段ですがもう1人は誰でしょうか

解答と解説 小池裕貴さん(現指導棋士六段)が次点2回を獲得しながら制度適用以前だったため四段昇段を果たせませんでした

問題5 昭和29年1月に改められたアマチュアの段位免状の文言で( )に入る言葉をお答えください 「夙ニ将棋二( )ヲ有シ 研鑽年アリ 進境顕著ナルヲ認メ 茲ニ〇段ヲ允許ス」

解答と解説 「趣味」が正解です。作家滝井孝作氏が文言を考えました

問題6 江戸時代に存在した棋譜である「いろは譜」は盤の81マスに漢字一文字を当てるものでした。その「いろは譜」で現在の8三にあたる漢字一文字はなにかをお答えください

解答と解説 「松」が正解になります。いろは47文字や花鳥風月などの漢字で表記します

問題7 長谷部浩平四段、山本博志四段に共通するアマチュア時代出場した大会での変わった経験は何でしょうか

解答と解説 「支部対抗戦の県大会で優勝し、代表になったにもかかわらず研修会から奨励会への編入が決まったため東日本大会に出場できなかった」が正解です。長谷部四段は2007年の栃木県大会で、山本四段は2008年の東京都大会で優勝メンバーの一員として名を連ねましたが予選直後の研修会で奨励会編入を決めたため東日本大会に出場することはかないませんでした

問題8 8名のプロ棋士を輩出し「花の55年組」と呼ばれた棋士のうち、タイトルを獲得した高橋道雄、島朗、中村修、塚田泰明、南芳一以外の3人をフルネームでお答えください

解答と解説 神谷広志八段、泉正樹八段、依田有司七段が正解です

問題9 詰将棋イントロ&アウトロクイズです。次の初手&最終手の詰将棋の作品名をお答えください「9四成桂&8四龍」

解答と解説 「イオニゼーション」(橋本孝治)が正解です。現在長手数9位の789手詰めでこの作品で用いた(金知恵の輪+持駒変換)×駒位置変換のシステムに馬鋸を加えて完成したのが「ミクロコスモス」になります

問題10 次の棋士のうち「オール社会人団体戦」に翔風館チームのメンバーとして出場した経験があるのは誰でしょうか ①中村亮介 ②星野良生 ③今泉健司 ④梶浦宏孝

解答と解説 ③の今泉健司四段が正解です。2009年の社会人リーグに出場経験があります。他に渡辺正和五段も出場経験があります